インタビュー 【特別対談後編】潔白だった我那覇、病状口外を望まなかったオシム――、総括と反省なきJリーグ Tweet 2012年03月20日10:25 Category:インタビュー刈部謙一 『悪者見参』(集英社)、『オシムの言葉』(集英社インターナショナル)などで知られるジャーナリスト木村元彦氏が、昨年末『争うは本意ならねど』(集英社インターナショナル)を上梓した。 現在FC琉球でプレーする、元日本代表FW我那覇和樹のドーピング冤罪事件の真相を克明に描いたノンフィクションだ。木村氏がこの本を通して伝えたいこと、伝えなければならないこととは何か。スペシャルインタビューの後編をお届けする。前編はこちら (聞き手 刈部謙一) 刈部 この事件は、サンケイスポーツの記者が、正当な行為であるはずの点滴治療をよく理解せずに「にんにく注射」と書いてしまったことが発端でした。本書の中でその誤報を追求すべき