伝説の種牛「安平」も処分へ 子は20万頭 関係者「宮崎の誇りだった…」 2010年5月17日 00:23 カテゴリー:社会 九州 > 宮崎 宮崎県の歴代種牛のなかでも名牛とされた「安平」(宮崎県家畜改良事業団HPより)宮崎牛をはじめ松阪牛、佐賀牛などブランド牛を生み出す種牛が育てられていた宮崎県家畜改良事業団(高鍋町)で口蹄疫(こうていえき)感染の疑いが判明、種牛?頭の殺処分が決まった。 殺処分される宮崎県家畜改良事業団の種牛49頭の中には、全国の畜産関係者の間で“伝説の種牛”として知られた「安平(やすひら)」も含まれている。4月12日に、牛としては超高齢の21歳に達したばかり。「宮崎の誇りであり、支えだった」「あれだけ貢献してくれた牛が…」。関係者は言葉を詰まらせた。 事業団などによると、安平の精液をもとにつくられた子牛の肉は、霜降り具合やロース面積の広さが高い評価を得ていた。一般的な