北海道の高橋はるみ知事は28日の記者会見で、広島県の湯崎英彦知事の「育児休暇」取得について「知事に育休という概念はあり得ない。選挙で選ばれた自治体トップであり、住民の生命と安全を24時間守る責務がある」と述べ、苦言を呈した大阪府の橋下徹知事に同調する考えを示した。 高橋知事は「少子化問題解決のために、育休を取りやすい社会環境にしていくことが不可欠」と前置きした上で「災害時、陣頭指揮を執らなければならない場面でも『子育てがあるからやらない』と言えるかどうか。それが本当の意味で、知事が育休取得するということだ」と指摘した。