2009年末〜2010年始に「買い」のグラフィックスカードは? 10分で分かる,実勢価格3万円以下のGPU事情 編集部:佐々山薫郁 2009年のグラフィックスカード業界で最大のトピックとなったのが,ATI Radeon HD 5000シリーズの登場であることに,異論を挟む人はいないだろう。写真は「ATI Radeon HD 5870」リファレンスカード。早いもので,もう発表から1四半期が経過した ATI Radeon HD 5000シリーズの登場によって,DirectX 11世代の幕が明けた2009年下半期。押し出されるように“旧世代”となったGPUを搭載するグラフィックスカードが特価で店頭に並ぶようになったり,新シリーズが投入されていない価格帯でGeForceの新製品が登場したりした結果,2009年下半期の単体グラフィックスカード市場は,とにかく選択肢が豊富な時期を迎えることになった。