NTTドコモの山田隆持社長は28日、同日から販売を始めた「ギャラクシーS」などのスマートフォンと、従来タイプの携帯電話について、「3、4年後には販売比率が半々になる」との認識を示した。新規契約と機種変更による買い替えを合わせて、ドコモは年間約1800万台の端末を販売しているが、早ければ2013年にもスマートフォンの販売が従来タイプを逆転するとみており、同年以降は社内体制もスマートフォンに力点を置く。 同日の10年9月中間決算の発表会見で明らかにした。ドコモのスマートフォンは、4月に発売したエクスペリアを含めて上半期に60万台を販売した。このうち、新規契約は2割の12万台と推定している。ドコモはスマートフォンの年間販売目標として100万台を掲げているが、月間約10万台の販売は見込めることから、山田社長は「できれば120万台から130万台に伸ばしたい」と意欲をみせた。 ただ、スマートフォンでは