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  • 雑誌の流通、本の流通―日本の「出版不況」について : 萬晩報

    10年あまり前から日の出版界は不況だといわれる。業界全体の売上高は下降気味で、発行部数はへるというのに、売上高維持のために出版点数を増やそうとする。書店の書棚も飽和状態で読者の目にとまることなく返され、返品率は4割に近い。倒産する出版社や店を閉める屋さんが出て来ているという。人々の活字離れ、少子化、余暇の過ごし方の多様化といったことがこの傾向に拍車をかけると説明される。 私は、出版業界には関心があるほうである。それは、私が好きであるためだけでなく、以前二〇年間近くドイツの書籍業界で働いたことがあるからだ。ドイツでは業界全体の売り上げは昔から横ばいでごくわずか上がったり下がったりするだけで、人々もそれに馴れっこになっている。 ■解体しそうな 1980年代というと日が出版不況でなかった頃だが、当時私は日を手にするたびに、自分が関係するドイツ書籍業界を恥ずかしく思った。というの

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