日本ではDTPの普及はグラフィックデザイナが先行して始まったが、欧米では雑誌や小規模新聞から立ち上がった。そのためにDTPのイメージは違ったものとなって、日本が写植ではやり難い商業印刷的な仕事をDTPで行おうという指向が強かったのに対し、欧米では写植を超える仕事をDTPでしようとする傾向があった。例えば多ページ処理とか新聞組版などである。とはいってもDTPの基本機能が高まるにつれて、結局は同じようなことになってしまう。日本でも2006年には凸版印刷が自社CTSの後継をInDesignのプラグインで用意したことを発表したように、名刺から年鑑まで規模の大小を問わずにDTPが組版レイアウトのプラットフォームになる。 ということは、かつては電算写植などは購入したハードウェアで仕事の差が判断できたのが、パソコン化でその区別は出来にくくなり、ある人が「私はDTPができます」といったとしても、その能力は
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