ワタミなどの大手外食チェーンが混迷を深める中、破竹の勢いで右肩上がりに売り上げや店舗数を伸ばしている外食ブランドがある。飲食店の運営や企画、コンサルティングを手掛けているセクションエイトが展開する「相席屋」だ。 相席屋は2014年3月、東京・赤羽に1号店をオープンして以来、順調に店舗数を増やし、2016年3月に75店舗を突破した。今年中に全国47都道府県での展開と、累計100店舗を目指している。さらには今月からマッチングをキーワードに、“真面目”な新サービスもスタートした。 運営会社であるセクションエイトは、その名を耳にしたことはなくても、セクシー居酒屋「はなこ」という店舗ブランドにピンと来たビジネスマンの読者諸氏は多いかもしれない。実は、はなこを運営していたのが同社である。 相席屋とは、初対面のお客同士で同じテーブルに相席することで、新しい発見や出会いを楽しむという店だ。同性同士2人以上