エンジン車と電気自動車(EV)の環境性能を比較した2回目の記事である。前回は、マツダ技術企画部環境安全規格グループの河本竜路氏が発表したエンジン車とEVのLCAを比較研究するための前提条件を紹介した。今回は、それを踏まえて算出したCO2排出量を走行距離の経過と共にグラフ化した結果を紹介していく。 結果として、日本市場では走行11.5万kmまではガソリン&ディーゼル車の方がCO2排出量は少ないが、そこから16万kmまではEVの方が少なくなる。生産時には大容量な電池のせいで排出量が多いが、走行時には排出量が少ないため、11.5万kmで逆転するのだ。しかし16万kmまで、と書いたのは、EVの電池の寿命を16万kmと見ており、そこで電池を新品に交換するため、CO2排出量が再び急増してしまうからだ。 縦軸がCO2排出量で、横軸が走行距離。生産直後はEVの方がCO2は多いが、電池交換までに徐々に差が縮
名古屋市中区にある大須商店街では、“月曜日の朝”にうんざりしているといいます。そのウラには人気のあの飲み物が関係しているようです。 名古屋市中区大須にある「大須商店街」で、たくさんの女性客でにぎわう店。 「おいしい」 「タピ活。飲み比べようかなと思って」(利用客) この店は、いまブームとなっているタピオカドリンクが飲める店「TIME to TEA」です。 つやつや、もっちもちのタピオカを本場の台湾仕込みのミルクティーと合わせるのがオススメだそうです。 「1年ほど前に(仲間と)一緒に店をつくる話をして、台湾の方に勉強に行って」(TIME to TEA 菊地祐希さん) 修行の成果を見せる勝負の場所に選んだのが、名古屋の大須。実はこの付近には、タピオカドリンクを提供する店が約30も集まり、新規出店が相次いでいます。 店ごとの味の違いを楽しんだり、写真を撮ってSNSに上げたりと客でにぎわっていまし
防災情報を発信しているTwitterアカウント「特務機関NERV」(@UN_NERV)が6月18日夜、一時的にアカウントロックされた。理由は不明だが、新潟県で最大震度6強の地震が発生し、津波注意報などの情報発信が求められるタイミングだったこともあり、ネット上ではTwitter社の対応を疑問視する声が相次いでいる。 特務機関NERVは、@isidaiこと石森大貴さん(セキュリティ企業・ゲヒルンの代表)が運営しているTwitterアカウント。災害情報や気象情報をいち早く伝えるアカウントとして、ネットユーザーの支持を集め、70万人以上のフォロワーを獲得している(19日現在)。 19日現在、ロックは解除されたが、Twitter上で「特務機関NERV」と検索しても、同アカウントが検索結果に表示されにくい状態(シャドーBAN)になっている。 石森さんは、Facebook上で「一番あってはならないタイミ
村田製作所は2019年度内にセラミックス技術を応用した全固体電池の量産に乗り出す。野洲事業所(滋賀県野洲市)の電池関係の生産棟に量産ラインを新設する。当面の生産能力は月10万個を予定する。試作品の容量は他社製品と比べて100倍の10ミリアンぺア時強と業界最高レベル。17年にソニーから買収したリチウムイオン二次電池事業を含め、注力するエネルギー関連市場への展開を加速する。 電解質にセラミックス材料を使った面実装タイプの「セラミックス全固体電池」を量産する。積層セラミックコンデンサー(MLCC)の製造設備を転用するほか、数億円を投じてドライルームなどの付帯設備を整える。 このほどサンプル出荷を始めた。大きさは縦5・7ミリ×横9・6ミリ×高さ5・2ミリメートル。材料組成を改良し、容量を大幅に高めた。さらにエネルギー密度を向上し、既存のリチウムイオン二次電池からの置き換え需要や競合品と差別化する。
公正取引委員会は、共同研究先や取引先の知的財産権などを搾取する事例を調査し、結果を明らかにした。多くのメーカーが「オープンイノベーション」を掲げる中、かけ声とは裏腹な「名ばかり共同研究」のあくどい事例が多く見つかった。知財の獲得は技術開発の根幹で、搾取を放置すればその進展を妨げる。 1万6000社弱が公取委に書面で回答し、知財やノウハウの開示を強要される事例などが726件あった。公取委にはかねて、「優越的地位にある事業者が取引先の製造業者からノウハウや知財を不当に吸い上げている」といった複数の指摘があった。その指摘を裏付けた形である。 2019年6月14日に報告書を公表した。独占禁止法や下請法の違反行為につながる可能性があり、公取委は経済産業省や特許庁と連携して、「違反行為に厳正に対処する」とした。 調査結果を見ると、大企業による下請け取引先への搾取事例が多いことに加えて、ベンチャー企業の
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く