東京パラリンピックの選手村で起きた自動運転バスと選手の接触事故で、車の運転操作を担っていたトヨタ自動車の男性社員が過失を問われて書類送検された。警視庁はシステムに問題はなく人的ミスが事故原因とみているが、技術の進展が著しい自動運転をどう生かしていくかは今後の社会が抱える共通課題だ。事故はパラリンピック期間中の昨年8月26日に起きた。トヨタが開発し選手村に提供していた電気自動車(EV)「イーパレ
Published 2022/01/05 19:29 (JST) Updated 2022/01/05 19:35 (JST) 東京・晴海の東京パラリンピック選手村で2021年8月、柔道男子81キロ級代表で視覚障害がある北薗新光選手(30)に自動運転バスを接触させて軽傷を負わせたとして、警視庁は自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで、オペレーターとして搭乗していたトヨタ自動車の男性社員を近く書類送検する方針を固めた。捜査関係者への取材で5日、分かった。 男性社員は21年8月26日午後2時ごろ、東京都中央区晴海にあった選手村の交差点周辺で、自動運転バスを発進させるなどして、横断歩道を渡ろうとした北薗選手と接触させ、軽いけがをさせた疑いが持たれている。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く