令和2年3月14日、葛飾区四つ木五丁目の交差点で11歳の一人娘が赤信号無視の直進車に轢かれてほぼ即死でした。娘は主人と青信号の横断歩道を歩いていて、主人は大怪我で生き残りました。 「波多野耀子(ようこ)、事故」で検索すると当時の報道が出てきます。 柳原さん、どうか一度、話を聞いてください……。 3月15日、私のもとに1通の切実なメールが届きました。 小学5年生だったお嬢さんを交通事故で亡くしてちょうど1年、初めての命日を迎えたばかりのご両親からでした。 赤信号無視の車にはねられて亡くなった波多野耀子さん。とても素直で明るい性格だったという。事故がなければ、今月、沢山のお友だちと一緒に晴れやかに小学校を卒業するはずだった(遺族提供) メールはこう続きました。 加害者の男性(68)は、事故から1年近く経っても未だに起訴すらされていません。検察には「危険運転致死傷罪で起訴してほしい」と何度も意見