blog.livedoor.jp ノベルゼロが死んだ。 まだ公式HPは現存しているし、休刊という声明は出ていないが2019年4月を最後に半年以上新刊が出ていないから、つまりはそういうことなのだろう。 近年のラノベレーベルにおいて、ノベルゼロほどネタにされたレーベルはなかったと思う。 「大人の男のための熱い物語」を壮大にぶち上げたのは良いものの、全く上手く行かず萌えとなろう系に路線変更し、それでも上手く行かなくて終わってしまった。 ノベルゼロの敗因は、「男性向けライト文芸」というノイジーマイノリティを本気で相手にしてしまったことだと考えている。 少女小説やBLと合流してライト文芸が女性向けに傾きつつあるなかで、「硬派な/なろう系じゃない/古き良き」男性向けライト文芸を作ってほしいという声こそあれど、実際は誰も買わないのだから。 今も生き残っているレーベルでこれに近いと思われるのがハヤカワJA