人は生まれる国を選ぶことができない。であるにもかかわらず、たまたま日本に生まれたというだけで、日本を愛さねばならないのか?たまたま米国に生まれた人は、米国に対して愛国心を抱かなければならないのか? 米国で生まれ、第2次世界大戦を迎えた日系2世と、米国で生まれ日本で学び帰米した日系米国人は、愛国心をめぐって苦闘した。彼らを追いかけ、ドキュメンタリー映画「442 日系部隊・アメリカ史上最強の陸軍」「二つの祖国で・日系陸軍情報部」をまとめた映画監督、すずきじゅんいち氏に話を聞いた。 (聞き手は森 永輔) 2012年12月8日、すずき監督の最新作「二つの祖国で・日系陸軍情報部」が封切りになりました。71年前に日本軍が真珠湾を攻撃し、日米が開戦したまさにその日でした。「二つの祖国で」は、日本語の情報を収集・分析する米軍のインテリジェンス部隊「MIS(Military Intelligence Ser
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