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ブックマーク / www.kapelle.jp (1)

  • チェコフィルのページ ヤナーチェクのグラゴルミサ■An die MusikクラシックCD試聴記

    皆様はヤナーチェクがお好きでしょうか?私は、実は苦手なのです。浅学のそしりを免れないと知りつつ、私の感覚でものを申しますと、チェコ音楽といわれて即座に連想するのは、スメタナやドヴォルザークの、言ってみれば「メルヘン」的な音楽なのです。例えば、スメタナの「我が祖国」やドヴォルザークの交響曲や交響詩、とりわけオペラ「ルサルカ」などがチェコ音楽といわれた場合に連想するものなのです。 これに対して、ヤナーチェクはどうでしょう。確かに、スメタナやドヴォルザーク以上に(ボヘミアとモラヴィアという違いがあるとはいえ)民謡を研究し、そこから多くの物を取り入れたらしいということは分かるのです。しかし、あの暗く、時には不気味な和音と、執拗に繰り返されるそれ自体が繰り返しを含む動機、などを聞くときに、一種の恐怖感と虚無感にとらわれるのは私だけではないと思います。これらが、上記の私のチェコ音楽のイメージからは程遠

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