“InteractiveEducation'99”の2日目、20日午後のプログラムは、編集工学研究所所長の松岡正剛氏による講演から始まった。“ここまできている情報技術の先端”と題されたこの講演は、“学び”という原初的な意味あいを哲学的な見地から再考し、氏が研究している“編集工学”という概念に当てはめながら説明するものであった。 “むくむく”と“もやもや”を解明することがテーマ 講演の冒頭で、松岡氏は第1に学習において最も重要なことは創発性であり、どんな学習システムであれプログラムであれ、“さしかかること”が必要であると説いた。 学習する過程において、学習者は身につけたデータ以外のものを無意識のうちに発見しているかもしれない。ある事象に“さしかかる前”に“創発”され、何かが面白く思えてくる。そこにさしかかった時点で、何かが“むくむく”と頭をもたげはじめる。 松岡氏は、このように先生が学童を誘
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