WBC世界フライ級選手権試合、内藤大助VS亀田大毅の試合後、中継をしたTBSには1500件を超える苦情が殺到した。昨年の亀田興毅VSファン・ランダエタ戦でTBSに寄せられた55000件には及ばぬものの、相当な数であることには間違いない。抗議の中で多かったのが、「番組開始から試合開始までの時間が長過ぎる」「実況が亀田寄り」というもの。 長年スポーツの取材をしているタブロイド誌記者は「TBSは格闘技中継に関してはセンスがない」と語る。「報道に強い局、ドラマに強い局、スポーツ中継に強い局など、各局には“カラー”があるのです。TBSはもう格闘技に関してはセンスがない。特に(亀田が所属する)協栄ジムと組んだ場合は酷すぎる。何があろうと、ヒーローを設定し、その選手を勝たせようとする。その手法が“酷い”と非難されているわけです」。 そこで記者が挙げたのがTBSの中継した以下3件だ。 【1】具志堅オ