今月22日に官邸前で開かれた「安倍政権NO!大行動」のデモには1万4000人も集まった。日本が“戦争する国”へ変貌を遂げることへの危機感の高まりだろうが、このデモの参加者を支援しようと、当日、あるラーメン店が行ったサービスがネット上で総攻撃を受けている。 そのラーメン店は新中野にある「麺屋どうげんぼうず」(東京都中野区本町4─30─11)。「デモ割」と称し、注文前に「安倍クソッタレ!」と叫んだ客に「味玉」を提供したのだ。店側が事前にサービス内容をツイッターでつぶやいたことから、ネット上に広がり「すさまじいヘイトスピーチ」「品がない」といった批判の声が相次いだ。 “過激”なサービスを行った真意はどこにあるのか。店を訪ね、店主の近廣直也さんに聞いてみた。 「このサービスを始めたのは2年前。反原発デモの『デモ割』や選挙の際に『選挙割』として数回行いました。ユーモアのつもりなのですが、今回は