日本の世界遺産登録元年となる1993年。最初に自然遺産に登録された屋久島は、独特な自然環境と屋久島固有の動植物が存在する、海に囲まれた陸の孤島です。 また屋久島の自然が奏でる美しい景色は、五感に訴えかけるほどの圧倒的な存在感をもって私達を出迎えてくれます。世界遺産の登録基準である「類例を見ない自然美」と評価された、屋久島の自然に心を奪われにいきましょう。 1993年12月。屋久島は「白神山地(自然遺産)」「法隆寺地域の仏教建造物(文化遺産)」「姫路城(文化遺産)」と共に、日本で初の世界遺産となりました。自然遺産の登録基準の中でも、とくに難しいといわれる基準、「(vii) 類例を見ない自然美および美的要素をもった優れた自然現象」を獲得した自然遺産は、日本では屋久島だけです。つまり日本の数ある自然の中でも、特に美しくほかでは見られない景色が屋久島にはある、ともいえるでしょう。 海抜0メートルか