「近所に恨みを持っていた」。山口県周南市で5人が殺害された連続殺人事件で、警察が行方を追っている男について、新たな証言です。 今月21日の住宅火災現場で見つかった3人の遺体のうち、身元がわかっていなかった1人が、貞森喜代子さん(72)と確認され、5人全員の身元が判明しました。 警察が重要参考人として行方を追っている男につながる手がかりは依然、つかめていません。男は、十数年前、関東から地元に戻りましたが、地域に溶け込めず、不満を募らせていたとの証言もあります。 「(男が)地域活性化しようと話をしても、全然、聞き入れてもらえない。(当時も集落で最年少だったので)草刈りもなんもかんもやらされて。近所の者に恨みがあるのは当然」(男の同級生の知人) 25日は、男が飼っていた犬が市の職員によって保護されました。動物愛護団体に引き渡されるということです。(25日11:32)