<老人クラブ>置き紙で電車座席を確保、批判相次ぎHPで謝罪 宮城県内を走行中のJR東北線電車内で、仙台市の老人クラブのメンバーが座席に紙を置いて花見に行く仲間の席を確保した行為がインターネット上で批判され、関係者がホームページ(HP)上で謝罪したことが10日、分かった。 仙台市老人クラブ連合会によると9日午前9時ごろ、老人クラブのメンバー1人が仙台駅で乗車。座席にクラブの名称と「席をお譲り下さい」「敬老者が16名乗車します」などと書いたA4判くらいの紙を置き、席を確保した。次の駅で乗車した他のメンバーが座り、一緒に同県大河原町へ花見に向かったという。 ネット上には、他の客は紙に従って立ったままだったとの書き込みもあり、掲示板などで「非常識だ」などと批判が続出。同連合会はHPに「会員の行為で不快な思いをさせてしまい、心よりおわび申し上げる」との謝罪文を掲載した。