多くの犠牲者が出た今回の大阪のビル火災。 現場では何が起きていたのでしょうか。 大阪拠点放送局の原野記者と大阪府警担当の影山記者による解説です。 現場はどのような場所? 現場は大阪の繁華街のビル。JR北新地駅からほど近い、ビルや飲食店が建ち並ぶ繁華街の一角です。 火事のあったビルは、鉄筋コンクリートの地上8階建てです。 昭和45年に建てられたビルで、火元とみられるのは4階の心療内科クリニックです。 取材をもとに作った4階の心療内科クリニックの見取り図です。 向かって一番上が診察室で、下が待合室です。 真ん中の部屋は、職場に復帰するためのリハビリ「リワークプログラム」を行う場所です。 患者によりますと、この日は多くの患者が訪れるということですが、金曜日の午前中にこのプログラムが予定されていたということです。 火事の映像で映っていたビルの正面は画面下の待合室の窓と見られます。 それぞれの部屋に