テーブルのカラム数が増えていくと、DB性能が悪くなる気がする。 そんなメンバーの声を聴いて、そういえば自分も実体験として、100カラムほどあるテーブルの性能問題にぶつかったことがあったことを思い出した。やたらとSELECTが重い。とは言え、その原因がカラム数にあるというのは眉唾。 実際に手元にあった PostgreSQL8.1 で試してみることにした。 10カラム、20カラム…と、100カラムのテーブルまで、カラムを10ずつ増やしながら10テーブルを用意。データは、主キーとなるIDにのみシリアル値を設定したレコードを、各テーブルに100万件だけ用意してみた。さっそく、それぞれにSELECT文を投げてみる。 この結果を見る限り、カラム数による影響はなし。 はて、では何が原因で劣化を感じたのだろうか。カラム数に比例して増えるのは、データである。そこで今度は、10カラムのテーブルで、1カラムずつ