韓国が日本のイチゴ品種を持ち出し自国で稼ぐ 日本で独自進化し、品種改良を重ねてきた国産フルーツ。その品質の高さは広く知られているものの、長く海外のマーケットに受け入れられない時期が続いてきました。しかし、近年になってイチゴやブドウなどの一部フルーツにおいて、香港、台湾、シンガポールなどのアジア諸国を中心に急激に輸出額を伸ばしています。 これらの国はフルーツを贈答用として贈る文化があり、日本のフルーツは高品質で贈り物になると受け入れられているのです。また、健康意識の高い富裕層が安い自国のフルーツを買わずに、わざわざ日本のフルーツを求めて列を作る姿も見られるようになりました。そんな日本のフルーツが今、韓国や中国に狙われ、苗木の流出が相次ぐ問題に直面しています。 イチゴは年々、大きく輸出額を伸ばしており、2016年は約11.5億円に達しています。これは11年度の約1.8億円と比較して5年間で約6