国内ユーザー企業の反発を承知の上で、海外ソフトメーカーが保守サポート料金やライセンス料金を値上げする真意は、どこにあるのか。保守サポート料金についての実態と値上げの真意を詳しくみていく。 登場するのは、「保守サポート料金を(ほぼ)毎年値上げしていく」と表明したERP(統合基幹業務システム)ソフト大手の日本オラクルとSAPジャパン、「保守サポート契約を自動更新する」という日本IBM、「ソフトウェア アシュアランス」と呼ぶ企業向けライセンス形態の一つを大幅改訂したばかりの日本マイクロソフトである。 【日本オラクル】毎年2~3%値上げへ 「更新時調整料金」――。日本オラクルが2011年11月に導入する新たな保守サポート料金の名称だ。保守サポートサービス「Premier Support」に適用する。Premier Supportの主な内容は、ソフトの不具合の修正、法改正対応のためのソフトの修整、W
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