10. コンテナを実現するカーネル機能 名前空間とも呼ばれ、マウント、ホスト・ドメイン名、プロセス空間、ソケットや メッセージキューの空間、ユーザ・グループ、ネットワークなどの名前空間ごとに 識別・隠蔽できる機能。例えば、マウント名前空間を使うと、名前空間内で行った マウント操作を他の名前空間には反映させないといったことができる。すなわち, コンテナ内でマウント操作を行った場合、そのマウントはホストOSや他のコンテ ナからは見ない。 名前空間の名前 隔離されるリソース 実装されたカーネル バージョン マウント名前空間 マウントの集合,操作 2.4.19 UTS名前空間 ホスト名,ドメイン名 2.6.19 PID名前空間 プロセスID(PID) 2.6.24 IPC名前空間 SysV IPCオブジェクト,POSIXメッセージキュー 2.6.19 ユーザ名前空間 UID,GID 3.8 ネット