Published 2018/08/30 23:11 (JST) Updated 2019/12/09 10:57 (JST) 前回の記事では、「儲からないウェブ」におけるごく少数の限られた勝ち組の一つとしてのGoogleやヤフーといった大手ディストリビューターの存在、そして彼らに収益やブランドの主導権を奪われているメディア事業者という構図を紹介しました。ウェブにはもう一つ、勝ち組がいます。 勝ち組のもう一つは、「広告枠を膨大に収集したうえで、広告主に切り売りする」事業者です。アドテク(Ad Technology)事業者などとも言われ、これもまた、日本でいうとGoogleやヤフーがそのわかりやすい代表例です。 ユーザーは、Googleやヤフーに代表される大手ディストリビューター、コンテンツアグリゲーターを情報消費の起点とし、そこからあちこちのウェブサイトのページに“たまたま”出没するような
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