日本人は古来、自然のなかに人知を超えたものを感じ、山、岩、木など自然物の中に神を見出し、畏れ敬ってきました。やがて神々を祀る神社が建てられ、祭神の調度品である神宝や、祭神の姿をあらわした神像などがつくられました。神社は、神聖な場所として尊崇され、神像や宝物が大切に守り伝えられてきました。 この展覧会は、伊勢神宮の第62回式年遷宮を機に、神社本庁をはじめ、日本全国の神社の全面的な協力を得て、神社の宝物や日本の神々に関する文化財を総合的にご覧いただく、貴重な機会となります。 ※会期中、展示替があります。展示作品リストをご覧ください。 前期:4月9日(火)~5月6日(月・休) 後期:5月8日(水)~6月2日(日) 国宝「七支刀」(古墳時代・4世紀 奈良・石上神宮蔵)は、5月6日(月・休)までの展示予定でしたが、所蔵先からのご厚意により、展示期間が5日間延長され、5月12日(日)までとなりました。