結婚している16~49歳の男女のうち、1カ月間性交渉がない「セックスレス」の人の割合が過去最高の47.2%だったことが10日、日本家族計画協会の調査で分かった。前回2014年調査に比べ2.6ポイント増え、調査を始めた04年からは15.3ポイントの増加だった。同協会の北村邦夫理事長は「夫婦間のセックスレスの傾向は一段と進んでいる」と話している。 男性は47.3%、女性は47.1%と男女差はなく、年齢別で男女とも45~49歳が最も高かった。 理由を尋ねると、女性は「面倒くさい」(22.3%)が多く、男性は「仕事で疲れている」(35.2%)が多かった。