富山県にある「国立立山青少年自然の家」で、浄土真宗親鸞会(本部・富山県)のダミーサークルが合宿を行う予定であることがわかりました。親鸞会は、大学生に対して正体を隠した勧誘を行ったり、信者に対して多額の金銭の支払いを求めるといった点が問題視されているカルト的宗教団体です。 本紙に寄せられた情報によると、「T(仮名)」という名称の団体が5月1~3日の3日間、「国立立山青少年自然の家」で合宿を行うとのことです。「T」は、富山大学の学生を中心に20人以上が在籍するサークルです。情報提供者によると、メンバーの大半が親鸞会の学生組織「学友部」メンバーと一致しているとのことです。また、「T」には学友部担当の親鸞会講師も加わっています。 本紙が「国立立山青少年自然の家」に問い合わせたところ、確かに「T」という名称で、学友部担当の講師の名で利用申請が行われており、実際に合宿が行われる予定であることが確認でき