2010.05.09 水俣病を突き止めた医師 カテゴリ:雑談 水俣病をつきとめた原田教授の特集番組が今放送されています。 今年大学を退職した彼は 最後の講義で言っていました。 現場にいかないでは医者とは言えない 彼は水俣病が世を騒がせた頃 感情にすぎると批判を浴びていたそうです。 彼は言います。 患者がいるから医者がいるのだ。 患者を見つめないで医者とは言えない。 患者が出た当時 母親の胎盤を通して水銀が胎児に入ることはないというのが定説だったそうです。 しかし彼は 患者やその母親の食生活を徹底的に調査する中で 水銀は胎盤を通るということを突き止めたのです。 でも政治や企業は15年もの間その指摘を握りつぶしてきました。 その間被害は広がり続けたのです。 エビデンスだのなんだの言っていたとは思えない。 苦しむ人を救いたい一心で調べていったことが 当時「トンデモ」だったであろう真実を証明してい
外来をしているとたまにこういうお母さんが来ます。 「どうして知りたいですか?」 と尋ねると、 保育園や学校に出す書類に欄があるから。 →空欄で出して全く問題はありません。 何かあった時に知っていた方が良いから。 →あらかじめ知っていても、緊急時であっても 輸血は血液型を確認してから行います。 知らないと危険ということは日本で暮らす限りありません。 「だから血液型を調べる必要はありませんよ。」 という説明をします。 それで納得して(ほっとして?)帰ってくれる人は 私もほっとするのですが、 いくら何を言っても 「だって知りたいから知りたい。」 というお母さんには意味がありません。 結局、針を刺して血を採ることになります。 医療上の必要がなく採るので自費になります。 先日、他の先生が採血した結果をお話した時です。 帰り際にお姉ちゃんがママに聞いていました。 私、そんな話していないし! 占いじゃな
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