グローバル化により国内だけではやっていけなくなった会社が、続々と海外市場に進出している。日本人だけで進めることは必ずしも効率的・効果的ではないので、外国人と一緒に仕事をする人が増えそうそうだ。 そうなると問題になるのが、外国人と日本人との生活習慣の違い。多様な背景を持つ人材を許容する懐の深さが、各職場に求められるのではないか。ある会社では日本人の新人社員が「宗教」を理由に土曜出勤を拒み、社内で問題になっているという。 部長も問題視「他のメンバーのやる気に関わる」 ――広告代理店の人事です。先日、営業部長が相談にやってきました。当社は基本的に週休2日制ですが、大手クライアントの案件が入ったため、最近は土曜出勤する営業部員が多くなっているようです。 平均すると月2回ほどの人が多いですが、週によってプレゼンの準備で部員全員が出ることもあります。しかし新人のA君だけは、一度も土曜出勤していません。