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ブックマーク / www.exa5.jp (1)

  • もりげレビュー

    『内臓が生みだす心』西原克成・著/NHKブックス 脊椎動物の進化から、心と精神の座、あるいはその起源を探ろう、という意欲的な著書。そんな感じの売り文句がついている。カバーの折り返しにはこうある。 [脳中心の人間観を見直す] なるほど。確かに、身体感覚の重要性というものが見直されている昨今だから、そのようなアプローチは必要であるように思える。 著者は、東京医科歯科大卒・東京大学大学院博士課程修了の医学博士。人工歯根、人工骨髄の開発の第一人者で、第32回日人工臓器学会オリジナル賞第一位獲得。特に、人工骨髄については当に優れた仕事をなさっているようだ。そんなわけで、心の探究というテーマに斬新なアプローチで迫り、新たな側面を開拓してくれるのではないか、と期待も膨らむ。 だが、ちょっと待ってほしい。カバーの折り返し、もう少しよく読んでみよう。 心肺同時移植を受けた患者は、 すっかりドナーの性格に

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