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ブックマーク / www.rieti.go.jp (1)

  • RIETI - 不良債権処理を遅延させる無税償却の拡大

    去る11月29日に「金融再生プログラム」(10月末公表)に時間軸を導入し、盛り込まれている項目それぞれについて、検討・実施のタイミングを明記した「作業工程表」が発表された。いくつかの異なった項目から成り立つ政策パッケージ、包括的改革を実施する場合、それぞれをどのような順序、タイミングで実施するかで、全体の効果が異なってくることがあるため、政策の時間軸を考慮に入れることは重要である。 はじめに、「償却」という言葉が紛らわしいことを強調しておきたい。不良債権処理の一般的な流れとして、まず損失の見込額を貸倒引当金として負債計上する引当(カネの処理)が行われ、最終的には担保処分などによって損失額が確定し貸出債権を資産側から引き落とす直接償却(モノの処理)が行われる。 英語では、この両者は別の言葉で峻別されている。引当については、P/L上費用となる引当金繰入はprovision、B/S上の引当金残高

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