東京都は9月3日に都立代々木公園で採集した蚊からデングウイルスを確認したため、同公園の一部を9月4日午後2時から閉鎖した。 デングウイルスは調査地点10カ所中4カ所で採取した蚊から検出されており、明日以降蚊の駆除とともに採集箇所をさらに増やして調査を強化する。 図のA地区を閉鎖 閉鎖されるエリアは明治神宮が隣接する中央公園を中心とした広範囲に及ぶ。公園の再開時期などは未定。 採取した10カ所中4カ所でデングウイルスを保有する蚊を確認 国内ではデング熱に感染したことが確認された患者が9月4日現在、新たに8人報告されたと厚生労働省が発表している。3日に発表のあった13人と合わせて現在まで55人にのぼる。いずれも代々木公園周辺への訪問歴があり、すべて直近の海外渡航歴はなかった。 advertisement 関連記事 デング熱の国内感染新たに12人 タレント2人含め合計34人に ロケで感染。 デン