2007年、5年前の秋のこと、 ちょうど今頃の季節でしょうか。 新宿の名店ベルクの危機を知ったのは。 ベルクが大家であるルミネさんから、 「出て行ってください」と 不当な退店を強いられている??? 驚きました。 ベルクは世界にひとつのお店、奇跡とも言われる名店です。 退店どころか、守るべきもの、遺産的なお店なのに、 なぜ、不当に退店を強いられるのか、 多くのベルクファンは疑問に思ったものです。 そして、怒りもありました。 そもそも、ベルクは正当な地権者、 出て行けと命令するのなら、 それ相応の理由があってしかるべき。 ところが、それすらも聞こえてこない。 「酷い話だ、これは! 退店勧告下では、スタッフはかなりのストレスだろう」 お気に入りのお店。とっておきのベルク。 この小さなお店を守りたい! 危機を知り、どうにか風穴を空けられないかと、 数人のベルクファンがある夜、ベルクに集まりました。