先日、福島県で帝王切開中に大量の出血で死亡された医療事故に対して、主治医が警察に逮捕されました。この症例については現在いろいろなサイトで医療関係者、患者様となる一般の方々の間でいろんな激論が交わされているのを目にします。私も産婦人科医としてこの件に関しては非常にショックを受け、逮捕した警察に反論したい気持ちや、現在日本の産婦人科を取り巻く危機的な環境に対しての皆様のご理解を賜りたい気持ちでいっぱ…
今私の職場で話題になっているニュースがこれだ! 人一人が、命を落としたことの重大性は確かなことなのだけれど… 「何で逮捕?」と言うところで、医療従事者全てが疑問を感じているのではないだろうか? 県は昨年1月、専門医らで作る調査委員会を設置。同3月に、事故の要因を「癒着した胎盤の無理なはく離」「対応する医師の不足」「輸血対応の遅れ」などと結論づけ、遺族に謝罪していた(一部抜粋)と言う。 私たち医療従事者は、いつも医療事故と隣り合わせの所で仕事をしている。もちろん、患者さんの生命に関わることだから、ミスのない様にマニュアルを作り、なお知識と技術を磨く努力もしている。しかし、安全に子供が生まれてきて当然と思われている帝王切開は、実は色々な危険と隣り合わせ…。現場でその事実を目の当たりにしている私にとっては、人ごとではない事件である。 新聞の記事からは、詳細が読みとれないため実際どのような状況だっ
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February 22, 2006 産婦人科医療は誰が守る?! (8) テーマ:★つ・ぶ・や・き★(544299) カテゴリ:日々思うこと 今日の言霊: 外野の声に惑わされてはいけません。 あなたの道は あなたにしか見えないのだから。 ちょっと見ない隙にランクダウンです~(;;) 愛のクリックで救済をお願いしま~す♪⇒ <Dr.なおみのラブ&バディカフェ PCサイトオープン!> アドレスはこちら⇒http://www.love-body-cafe.jp/ 以前から準備を進めていました、携帯サイトのPC版が やっとやっとオープンです♪ とっても素敵なページに仕上がりましたので、 ぜひ遊びにいらして下さいね。 <セルフチェックコーナー> 下記項目に該当すると思う事がありますか? *生理の時は痛み止めが手放せない *生理痛で動けなくなった事がある *痛みに吐き気やめまいを伴う *常に下半身が冷え
産婦人科医師の逮捕は間違い NHK大河ドラマ「功名が辻」第7話では、新右衛門(前田吟)の妻、ふね(熊谷真実)が流産し、急死した。このドラマが放映された前日に、福島県の産婦人科医が業務上過失致死と医師法(異状死体の届け出義務)違反容疑で逮捕された。下記がその続報であるが、産婦人科医の逮捕は間違っていると思う。医師専用掲示板には、この医師の逮捕に抗議する投書が続出している。癒着胎盤の診断は帝王切開前に予測するのは困難であること、癒着胎盤の処置には、大出血に対して大量輸血が必要、どのような対応をとっても、生命予後が悪い、一人産婦人科医では対応が困難なことなどが、専門家から指摘されている。 このようなことで、医師が逮捕されるようになると、ますます産婦人科を志望する医学生が減少することは必定である。 病院長は配下の医師を守る義務があるのに、民事訴訟はしかたがないとしても、逮捕に関しては抗議すべきであ
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