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2008年12月26日のブックマーク (2件)

  • “文学少女”シリーズ:文学への入り口になりうるライトノベル - 明日はきっと。

    夏コミの頃から読み始めていた野村美月先生の“文学少女”シリーズを読み終わったのでなんとなく備忘録的に感想など。 文学作品をネタにするという英断 “文学少女”シリーズというのは、を―――物語が描かれた原稿用紙を―――紙ごとべる遠子先輩と、文芸部の後輩で語り部たる井上心葉の物語です。 このシリーズの最大の特徴はなんといっても「実在の文学小説」をネタにして、その小説の筋をなぞりながら、あるいはその小説にキャラクターたちが強い影響を受けながら進んでいく―――というものです。 これはとてもすごいことだと思うのです。何よりも作者自身がネタにする文学作品をきちんと読み込んでいないといけないのです。その上で、その文学作品をミスリードとして使ったり、あるいはキャラクターに大いに影響を与える存在として描く訳ですが、それを行うためにはさらに作者なりの解釈を入れて、それを前提としてキャラクターなりの解釈

    “文学少女”シリーズ:文学への入り口になりうるライトノベル - 明日はきっと。
    Myask
    Myask 2008/12/26
  • とらドラ! 12話感想 と 原作信者ではないアニメファンの見解 - かわりな色

    まず感想。画面には殆ど映らないのにも関わらず、大河の父親がキッカケとなり、ヒロイン3人の心境を変化させ主人公と絡ませる、という展開はよく練られているなぁ。特に実乃梨と竜児の間に亀裂を作るというのは予想していたものではなかったので驚いた。前回気になった父親云々だけど、よく考えてみたらあれかな、竜児と大河が親子という絶対と思われている絆を普遍のものとして扱っているのに抵抗があるのかも。竜児は象徴的だけど、その「親子は仲良くいるべき」という意見に反対的立場であった大河も、それを前提として討論していたから、なんかおかしいなぁっと。もっと近視眼的に考えた方が良いんじゃない、と泰子の意見を聞いて思ったわけですよ。つまり、父親のことなんてどうでも良くて、竜児と大河は自分達が離れてしまう、という問題について思案するほうがポジティブですし、そうした方が二人にとって良いですよね。まぁまだ二人は自分達の絆を自覚

    Myask
    Myask 2008/12/26