ーきっと最後は大団円ー 作り手の願いは、10年前からこの1小節に込められていました。 この曲が福島へ、日本へ……そして世界に届くようにと。 そして2021年9月17日、千本桜は10周年を迎えます。 聴き、歌い、愛してくださったみなさまに……10年分の感謝を。 千本桜10周年祭実行委員会 初音ミクが歌う『千本桜』は、2011年9月17日に投稿された黒うさPの代表曲。レトロな雰囲気が溢れる世界観、一度聴くだけで歌い出したくなるメロディ、そしてこの世界を細部まで描いたイラストを使った動画でたちまち人気楽曲となった。歌ってみた、踊ってみた、演奏してみた、描いてみた等、二次創作も盛んに行なわれ、自治体や企業とのコラボも展開された。有名アーティストたちによるカバーも多数、2015年の紅白歌合戦では、小林幸子さんが同曲の歌唱を披露した。イラストを手がけた一斗まる氏が2013年から執筆した「小説 千本桜」