ロボット開発企業のスピーシーズ(東京都武蔵野市)は2月6日、スリムなフィギュアのようなロボット「高坂ここな」を8日に発売すると発表した。全身の関節をワイヤーで駆動させ、繊細で柔軟な動きが可能という。98万円(税別)。 全身34軸(頭部3軸、腕7軸×2本、足5軸×2本、腰3軸、体を支える柱「ステー」部分に4軸)の関節をワイヤーで動かし、自由に踊らせることが可能という。駆動力を発生するサーボモータや制御用のCPUは、ロボットの台座部分「からくりユニット」内に収納し、スリムな外観と静かな動作音を実現したという。 小型コンピュータ「Raspberry Pi」の基板を搭載し、Linuxが動作。3DCG制作ソフト「MikuMikuDance」を使い、オリジナルのモーションも作成できる。 フィギュアの身長は約450ミリ、台座を含む全体のサイズは360(幅)×400(奥行き)×600(高さ)ミリ。外装は硬