山岳遭難事故が毎年のように増えている。警察庁の発表によると、2017年の山岳遭難者数は3111人、死者・行方不明者数は354人で、ともに過去最多だった15年を上回った。この10年で、山岳遭難者は1.6倍に増えている。スマートフォンが普及し、位置情報などが容易に分かるようになった時代に、なぜ山で道に迷い、遭難してしまうのか。最新のIT技術を使って、山岳事故の予防や遭難者の発見に取り組む現場を訪ねた。(ライター・西所正道/Yahoo!ニュース 特集編集部)
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