江川紹子氏のコラムで橋下弁護士による光市母子殺害事件の弁護団の懲戒請求煽動の件に関する見解が述べられていた。 刑事弁護を考える〜光市母子殺害事件をめぐって 内容の大半については、さすが、としか言いようがない。全体を見渡したバランスの良さ、文章の読みやすさわかりやすさはジャーナリストの中ではトップクラスである。特に 弁護人は、被告人が主張しているのであれば、どんな荒唐無稽な内容でも、それに沿った弁護活動をするのが仕事だ。オウム事件でも、教祖や自分の罪を免れようと、はちゃめちゃなストーリーを展開する被告人はいた。事実は認めていても、教祖を神格化し、教団を正当化する被告人もいた。教祖が宙に浮くとか、神通力があるとか、非科学的なことを前提にする被告人の話に説得力があるわけがない。それでも、被告人の主張に沿いながら、できる限りの主張をする弁護人たちの姿は、むしろ痛々しかった。 の部分は、自身の経験と
最近、『妊婦さんのたらい回し』がよく報道されます。 こういったことがニュースで大々的に伝えられるキッカケとなったのは、 奈良県の事例だったと思いますが、 あの件は、分娩中に母体が身体的異常を発症し、 それを医師が誤診して対応が遅れ、そこから「たらい回し」に遭って、 とても悲しい結末に至ってしまった…ということだったと思います。 でも、最近の『たらい回し』の報道は、 『たらい回し』という共通項だけをやたらに強調して、 「医師の責任放棄」、「医療制度の問題」、「救急の怠慢」 などと闇雲に叩くために「使われている」ようにも見えます。 よく報道の内容を見てみると、 「妊婦には掛かりつけの病院が無かった。」 「一度も受診歴が無かった。」 という事例がかなり多いではないですか。 それでは同じ『たらい回し』でも、問題の本質はまったく違ってきます。 そもそも、「掛かりつけ医師がいない」というのがおかしい。
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