DR.辻田の非常識な健康法則 Vol.20 今回から肉食の害について話しましょう。 人間はいろんなものを食べていますが、実は果物動物であることはvol.2で述べました。 人は猿から進化したものなので、猿の食事が一番体に合っています。人間が肉食に適さない理由はいろいろあります。これから考えてみましょう。 歯の形 人間の歯は動物を取ってしとめるキバはなく、草食に適した臼歯がある。 あごの形 肉食動物は食物を噛まずに飲み込むのであごは発達しておらず、臼歯もない。 人間は食物繊維を咀嚼(そしゃく)するための顎(あご)がある。 また肉食動物の顎は上下のみにしか動かないが人間や草食動物の顎は横にも動く。これは穀物や草をすりつぶすためにある。 手 人間には動物ハンティング用の殺傷能力のある爪はなく、木の実や果物を採取できるように親指を向かい合わせることができる手を持つ。これは人間が動物肉を食