2011年3月、中国国家食品薬品監督管理局は、ネットで盛んに販売されている「B型肝炎カンニング薬」(乙肝作弊药)は、一切の科学的根拠を持たない虚偽の宣伝だと発表。消費者に騙されないよう警告した。2011年3月11日付紅網を参照した。 医保定点春药店 / ggarlic 「B型肝炎カンニング薬」とはなんとも不思議な名前だが、それもそのはず。B型肝炎を治す薬ではなく、「健康診断を受けてもB型肝炎の感染がばれなくなる」というのが効能だ。2月の旧正月が開けて、仕事を探している人が多い時期だけに、就職対策用として販売されているようだ。就職関係のネット掲示板 などに宣伝が掲載されている。 B型肝炎治療薬のラミブジンが主成分とのことだが、劇薬だけに使用には医師の診断が不可欠。用量を誤れば命にかかわるとも警告されている。