新型コロナウイルスのワクチンは現在、米ファイザーと独ビオンテック製、英オックスフォード大学とアストラゼネカ製、そして米モデルナ製の3種類が、西側諸国などで承認され、接種が開始されている。
![新型コロナウイルスのワクチンを比較 効果が高いのは? 安いのは? - BBCニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/79a8eed02bc5c4700f7be19078ffa7d42bf561fe/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fichef.bbci.co.uk%2Fnews%2F1024%2Fbranded_japanese%2F1435%2Fproduction%2F_116437150_p093qq4j.jpg)
こんにちは。東京iCDCの事務局です。近頃海外製のワクチンについて多くのニュースを見かけますが、日本国内でも研究が進められていることはご存じでしょうか。実は、先日、素晴らしい研究結果が発表されました。 今回、ワクチン開発のメンバーで、東京iCDC「微生物解析チーム」にも参画いただいている、東京都医学総合研究所の小原道法先生に、研究内容についてお話をききました。 ―よろしくお願いします。あらためてワクチンについて教えてください。 ワクチンは、感染症にかかることを防ぐ薬のようなものです。非常に弱いウイルスやウイルスの断片をわざと体内に入れて、体にウイルスの型を覚えさせることにより、病気にかかりにくくします。これが、皆さんの苦手な予防接種の仕組みですね。 海外ではワクチンの接種が始まりましたが、未だ人類の多くが新型コロナウイルスに対して無防備です。また、イギリスなどでも見られるように、変異種が今
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