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  • 虫垂は無用の長物ではなく、IgA産生の制御に関与していた - 阪大が解明

    大阪大学(阪大)は、従来、何の役にも立たないと考えられ、炎症を起こしやすい盲腸から伸びる虫垂が、実は粘膜免疫で重要な役割を果たすIgAの産生に重要な役割を担っていることを発見したと発表した。 同成果は、同大大学院医学系研究科 感染症・免疫学講座(免疫制御学)/免疫学フロンティア研究センターの竹田潔 教授らによるもの。詳細は英国科学誌「Nature Communications」オンライン版に掲載された。 今回、研究グループは、虫垂にリンパ球の集まった場所(虫垂リンパ組織)がある点を踏まえ、そのリンパ組織の構造を典型的な腸管関連リンパ組織のパイエル板と比較して解析を実施。具体的には、免疫系が発達していない無菌マウスの虫垂を手術で切除し、虫垂切除マウスを作成した後、腸内細菌を定着させることで免疫系の発達を調べた。 その結果、虫垂を切除したマウスでは、大腸でIgA産生細胞の数の増加が顕著に遅れて

    虫垂は無用の長物ではなく、IgA産生の制御に関与していた - 阪大が解明
    NATROM
    NATROM 2014/04/16
    「虫垂の切除による炎症性腸疾患発症感受性の変化も報告されており」。こちらのほうが表現としては適切だと思う。
  • 虫垂は無用の長物にあらず、免疫に重要

    右下腹部の盲腸から細く伸びる虫垂は長く、体にとって不必要な組織と考えられてきた。虫垂炎を起こしやすいため、開腹手術であらかじめ切除してしまうこともあったくらいだ。しかし、虫垂はリンパ球が集まる場所で、何らかの免疫の機能を担っている可能性も考えられていた。 研究グループは、免疫系が発達していない無菌マウスの虫垂を切除して、その後に、腸内細菌を定着させて、免疫系の発達を調べた。虫垂を切除したマウスでは、大腸でIgA産生細胞の増加が著しく遅れていた。IgAは腸内細菌叢のバランスの維持を担う重要な抗体とされている。虫垂切除マウスでは、虫垂があるマウスに比べて、腸内細菌叢のパターンが崩れていることもわかった。 次に、虫垂リンパ組織のIgA陽性細胞がどこに向かうかを調べたところ、小腸と大腸に移動することを確かめた。ヒトでも、虫垂の切除で炎症性腸疾患になりやすくなることが報告されている。 竹田潔教授は「

    虫垂は無用の長物にあらず、免疫に重要
    NATROM
    NATROM 2014/04/16
    「ヒトでも、虫垂の切除で炎症性腸疾患になりやすくなることが報告されている」。私の記憶では逆だったような気がする。虫垂が免疫に関与しているというのは以前から言われていた。
  • ママの努力も肝心? 子どものアレルギー体質を改善する方法3つ | マイナビニュース

    【ママからのご相談】 3歳のアレルギー持ちの男の子をもつ母親です。乳製品や魚、小麦製品をまったくべることができません。病院からの薬をもらって飲んでいますが、親としては、「いつか、これらのべ物がべられるようになってほしい」と思っています。 薬以外に何か対策などがあれば、教えて下さい。 A.慌てず、急がず、長期戦で! 子供の成長を信じましょう。 アレルギー体質のお子さんを持つお母さんは、毎日が「毎日べなければならない、べ物との戦い」と言ってもいいでしょう。 私の娘と仲が良いイギリス人のお友達も、相談者のママさんのお子さん同様、生まれた時から乳製品、魚、小麦製品を全くべる事が出来ないお子さんでした。しかし、そのお友達は、9歳の誕生日が過ぎた今は、白身魚以外の品は全てべる事が出来る子供に成長しました。 もちろん「自然に任せて」という事だけではなく、そこには、長いお母さんの戦いがあっ

    ママの努力も肝心? 子どものアレルギー体質を改善する方法3つ | マイナビニュース
    NATROM
    NATROM 2014/01/31
    ホメオパシー、内服の1日後に「ピタッと肌の赤みも、かゆみも収ま」る漢方薬、自己流の脱感作療法、6歳のときにピーナツを与えろというアメージングな漢方医のアドバイス。
  • 樹状細胞による「血球貪食」は過剰な免疫反応の抑制の仕組み - TMDUなど

    東京医科歯科大学(TMDU)、秋田大学、科学技術振興機構(JST)の3者は9月13日、白血球の1種で無数の突起を持つ外見が特徴的な「樹状細胞」による、赤血球や白血球をべる現象である「血球貪」が、過剰な免疫反応を抑制する仕組みであることを新たに発見したと共同で発表した。 成果は、TMDU 難治疾患研究所の樗木俊聡 教授、秋田大大学院 医学系研究科の澤田賢一教授らの研究チームによるもの。研究はJST課題達成型基礎研究の一環として行われ、詳細な内容は米国東部時間9月12日付けで米科学誌「Immunity」オンライン速報版に掲載された。 免疫反応は、病原体を排除することで宿主を防衛すると同時に組織を傷害する、いわば諸刃の剣だ。感染や炎症が起こると樹状細胞は、「Toll様受容体(TLR)」を初めとするセンサで病原体の特徴を認識し、獲得免疫系を活性化して病原体を排除する仕組みを持つ。 しかし、活性

    樹状細胞による「血球貪食」は過剰な免疫反応の抑制の仕組み - TMDUなど
    NATROM
    NATROM 2013/09/15
    過剰な免疫反応の抑制の仕組みが過剰になることもあるわけか。
  • 北大、ダーウィン以来のなぜ働き蜂は自分で子を産まないのかという謎を解明

    北海道大学(北大)は7月4日、社会を作るメスと単独で巣作りするメスが共存する「シオカワコハナバチ」で調べたところ、複数のメス(働き蜂)が協力すると幼虫の生存率が大幅に上昇し、働き蜂たちは自分の母親(女王蜂)を経由して、単独のメスよりも多く、自分のものに近い間接的な遺伝子を弟や妹蜂を経由して残せる確率が高いことが確認され、結果として協力の大きな利益により各個体が得をするので、社会が維持されることが明らかになったと発表した。 成果は、北大農学院・博士課程2年の八木議大氏、同農学研究院の長谷川英祐准教授らの研究グループによるもの。研究の詳細な内容は、日時間7月4日付けで「Nature Communications」に掲載された。 進化生物学の開祖ダーウィンの自然選択説は、残す子供の数がより多くなる性質が進化することを予測している。しかしダーウィンは、社会を作る蜂や蟻のワーカーに見られる、自分で

    北大、ダーウィン以来のなぜ働き蜂は自分で子を産まないのかという謎を解明
    NATROM
    NATROM 2012/07/05
    ハチの社会性の進化。とても興味深いのだけど、ここまで幼虫の生存率の差がつくのであれば、いったいなぜ単独で子育てする個体がいるのだろう?とっくに淘汰されているはずでは?遺伝的な行動ではないのかな?
  • 恐怖!白砂糖とりすぎは太るだけでなく消化不良にもなる | キャリア | マイナビニュース

    甘いものが好きな女性は多いですよね。中でも、白砂糖を使った品やお菓子はコンビニやスーパーなどでたくさん出回っていて、簡単に手に入りやすいです。 しかし、いくら好きでもとりすぎは気を付けないといけません。何故なら白砂糖は、かなり体に悪い影響を与えてしまうのです! 以下から、その理由を詳しく説明していきます。 ■白砂糖が人間の体に与える悪い影響とは? 白砂糖を精製するとき、人工的に不純物を取り除いていきます。元々入っているミネラル、ビタミンなどの栄養素があるとべたべたしたりと扱いにくくなるので、さらさら感のある砂糖にするために、これらの栄養素を除いてしまうのです。 そして白砂糖は、体の中で消化吸収のためにビタミンやミネラルをたくさん使用します。 よって、消化機能の抑制を招いたり、白血球の機能が低下したり、カルシウムを減らすのでイライラしたりしてしまいます。このような影響が、体に良くないと言わ

    NATROM
    NATROM 2012/04/17
    白砂糖で消化不良になるということは、血糖値の上がり方が緩やかになるってことかな?
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