黒田博樹の「カープ愛に」感動した! いつでも戻れるように「複数年契約」は結ばない 年俸が5分の1になっても構わない メジャー挑戦を続けるべきか、それとも広島に帰るべきか。いま黒田は、愛ゆえに悩んでいる。莫大な年俸を得たいまでも、忘れられないのだ。球団の温かさを、ファンの熱気を、育ててくれた恩義を。 戦力として帰りたい 「最後は広島カープで」 遠くニューヨークの地にあって、そう公言し続けている男がいる。 黒田博樹、39歳。 '12年にドジャースからヤンキースへ移籍し、5年連続の二桁勝利。今季の年俸は、16億円にまで上る(年俸は推定・以下同)。 もはや日本球界に、ましてや広島の貧乏球団に戻る必要など一切ない。 それでも黒田は、いまでも心に「赤ヘル魂」を持ち続けているのだ。 黒田が広島に復帰するかどうかは、今オフの移籍市場でも、大きな注目を集めている。というのも、元々尋常ではなかった「広島愛」が