日本のビデオゲームがその進化の中で映像表現のリアリティを極限まで追求しようとし、そして映画にさえ近づこうとしていた1999年くらいから2001年くらいのコンシューマーゲームの界隈を思い返してみると、あれはちょっとおかしくなってく時代だったなと思う。 というのも当時の前例のないビッグプロジェクト関連のことで、フルCG映画「ファイナルファンタジー」が157億で「シェンムー」に70億という製作費からでも感じられることだが、「リアルな現実空間を作る」「CGの表現を突き詰める」「ゲームと映画の融合」という何か未知の領域に足を踏み込もうとするコンセプトの情熱と、実際のゲームの出来との乖離によってとんでもない失敗作と化し、莫大な赤字によって制作会社がホントに傾きかけるというちょっとしたターニングポイントになっている仕事を残していたからだ。 しかし今でこそ海外の「オブリビオン」「スカイリム」などのベセスダ
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