単なるプレイ中の反則にとどまらず、いまや社会問題にまで発展した日大アメフト部による、いわゆる悪質タックル問題。やってしまったことは許されるわけではないが、宮川選手の全てをさらけ出した記者会見に胸を打たれた人は多いことだろう。 その一方で、日大には非難の声が集中しているが、2018年5月23日に行われた「内田前監督と井上コーチの記者会見」を受けて、被害者選手の父が宮川選手の救済に乗り出した。被害者選手の父が「お願いしたいこと」とは果たして──。 ・監督コーチの記者会見を受けて 既に公表されていることなので実名でお伝えするが、被害者選手の父は現大阪市議会議員「奥野康俊(おくの やすとし)」氏である。「内田監督と井上コーチの記者会見」を見た奥野氏は翌日24日、自身のFacebookに以下のように投稿している。一部を抜粋してご覧いただこう。 「前監督は一切の関与を否定。これでは宮川君が、可哀想でな