「地方の人口減少、アベノミクス原因」 岩手知事 地方での人口減少に関し、達増拓也岩手県知事は22日の定例記者会見で「アベノミクスは地方経済の相対的悪化を引き起こしている」と述べ、安倍政権の経済政策が一因との見解を示した。 達増知事は、国が地方切り捨て型の経済政策を進めると、地方で有効求人倍率が下落するなど経済状況が悪くなり、結果として都市部への人口流出が進むと指摘。「特に最近2年間はリーマン・ショック後の緊急経済対策の効果が薄れ、アベノミクスが拍車を掛けている」と語った。 今後の対策については「人口減少問題と地方経済の問題はセットだ。適切な手を打てば、流出は止められる。国としてやるべきことを徹底的にやってほしい」と強調した。 2014年07月23日水曜日