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ブックマーク / darknessofasia.blogspot.com (2)

  • 女性に酸を浴びせて顔を損壊させる事件の裏に何があるのか

    2011年9月27日火曜日 女性に酸を浴びせて顔を損壊させる事件の裏に何があるのか 10年ほど頃、カンボジア・プノンペンで、タット・マリナという美しい女性が、付き合っていた男のから硫酸を浴びせられるという痛ましい事件があった。ちょうど私がカンボジアをさまよっていた頃に現地で起きた事件だったのでよく覚えている。 それは、顔面から上半身まで体面積の43%が焼けただれる重度の火傷だった。一歩間違えれば死んでいたほどの瀕死の重傷だったが、それでも彼女は何とか生きながらえた。まだ16歳だった。 女性の身体に酸を浴びせる。それは凄絶なまでに残酷な攻撃である。タット・マリナの被害を受けた写真を見ても分かるが、あまりの痛々しさに言葉を失うほどだ。耳などは炭化して黒焦げてしまっている。 「私はあの時に死ぬべきでした」 「私は死んだほうがよかったのだ」と絶望的に嘆いていたのを記事で読んだが、それが私

  • 殺戮大陸メキシコの狂気(1)麻薬に汚染されてしまった国家

    2010年12月19日日曜日 殺戮大陸メキシコの狂気(1)麻薬に汚染されてしまった国家 2010年12月17日。メキシコ州チワワで、ひとりの女性が至近距離から頭部に三発の銃弾を受けて殺された。彼女の名前はマリセラ・エスコベド・オルチズ。 この事件にメキシコ中がショックを受けて憤ったが、無理もなかった。なぜなら、彼女の娘ルビーもまた残虐な殺され方をしていて、しかも犯人は無罪放免になっていたからである。 ルビー・マリソルの写真を持って抗議する支持者たち 彼女の娘ルビー・マリソルは2008年8月19日、麻薬カルテルのメンバーだったセルジオ・ラファエル・ブラッザという若い男に殺された。 セルジオはもともと暴力的で、付き合っていた彼女にもしばしば激しい暴力を振るっていたとされる。 結局、彼女は殺されたのだが、セルジオはその死体をバラバラにし、焼き、それから豚小屋の隣のゴミ捨て場に死体を捨てた

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